第一三共 × 研究職 × 理系院生
◆いつから就職活動を始めましたか?
2016年6月(開発職)、2017年3月(研究職)
◆就活中に受けた業界、職種を教えてください。
製薬、化学メーカー、化粧品、広告 (研究職、開発職、営業職)
◆なぜ製薬、その業種に就職をきめたのですか?
小学生の頃、友人の母が癌で亡くなり、人生で初めて「死」を目の当たりにしました。
その後も身内を含めた様々な局面で病気による多くの「死」を見てきた私は、いつしかそういった命を救うことが夢になりました。
その想いのお陰で医療を通して患者の命を救うとこができる製薬という業界に出会うことができ、自分の夢を叶える場として志すこととしました。
職種を決めた理由は、現存の薬ではなく自らが創った新しい薬で患者を救いたいと考えたからです。
研究職・開発職は、病に苦しむ多くの人々のための新薬を生み出すべく、日々奮闘しています。
自分たちが生み出した新薬が多くの人々の命を救う力を秘めていると考えると、非常に魅力的でやりがいのある仕事に感じたからです。
◆就活中の苦労とそれを乗り越えるためにしたことはありますか?
就活中はいくつもの会社を回ることになりますが、当然のように選考に落ちるし、落ち込む暇もなく次の選考を迎えます。
想像以上に身も心も忙しかったです。そのため、ES締め切りや説明会の日程といった重要な情報はエクセル等を活用して自分なりにまとめ、効率良く時間を使えるよう努めました。
また空いた時間には就活仲間と飲みに行ったりして、モチベーションを高く保つよう心がけました。
◆就活中、何に一番力を入れて取り組みましたか?
精神面のケアです。
周りが次々に内定を貰っていくと、焦りと心細さで心身ともに疲弊します。そして困ったことに、そんな状態で面接を受けてもいい結果は出ません。私の場合は研究室での実験に没頭することである意味リフレッシュができました。
特に開発職や研究職を目指す人は、日々の研究も疎かに出来ない人が少なくありません。
就活にどっぷり浸かるのではなく、しっかりメリハリを持って生活し、心をすっきりさせることが大切だと感じました。
◆後輩へのアドバイスをお願いします!!!
就活の様子は人によって全く異なり、早い段階で内定をもらう人もいれば驚くほど多くの会社から内定を勝ち取る人もいます。
当然のことながら逆もまた然りです。しかし、内定の時期や数に意味はありません。入社できるのは一社です。
本当に就きたい仕事に就くために、全力で自分とぶつかってください。
錯綜する情報に惑わされず、真摯に自分と向き合い、自信を持って自己を表現することが出来れば必ず結果は付いてきます。
皆様が笑顔で就職活動を終えられることを切に願っています。