アステラス製薬 × MR × 理系学部生
◆いつから就職活動をはじめましたか?
3年生の6月から始めました。このころから製薬業界を意識していましたが、絞らずに幅広く見るようにし様々な業界のインターンシップに積極的に参加しました。インターネットの情報などを鵜呑みにせずに、実際に企業に訪問して自らの目で確認するようにしました。また、その業界で自分のやりたいことではなく、自分にできることは何なのかということを考え、自己分析にも繋げていきました。
敢えて業界を絞らなかった理由としては、他業界を知ることで、より製薬業界で働きたい理由が明確になると考えたからです。また、何も知らずして、他業界を選択肢から除外したくなかったからです。
◆就活中に受けた業界・職種は何ですか?
3月の解禁後も製薬・MR職を第一志望としつつも、多くの業界・職種を受けました。
製薬・MR職、CRO・CRA職、医療機器・営業職、食品・営業職/技術職、商社・営業職、コンサルティング・営業職、IT・SE職/営業職、不動産・営業職、鉄道・営業職、人材・営業職、アミューズメント・営業
私は特殊な例だと思いますが、ESは約70社提出し、ほとんどの説明会や選考に参加しました。しかし、説明会の段階で自分が働く姿がイメージできない企業は選考に進まなかったり、選考中に社員の方と自分の考えに相違があると感じたら辞退したりということもありました。
◆なぜ製薬、その職種に決めたのですか?
過去の経験から医療に携わりたいという強い思いがありました。社会貢献度の高い医療業界で、自分の強み(課題解決力や向上心)を活かして人々の健康に貢献しやりがいを感じることができると考え、製薬業界およびMR職を志望しました。特にMRは医師の薬物治療のパートナーとして重要な役割を担います。
また、インターンシップでのMR同行時に、医師と要件を察知し必要な情報を提供する姿、医師との信頼関係を構築する働き方に魅力を感じたのが、MR職を一番に志望する決め手となりました。
◆就活中の苦労とそれを乗り越えるためにしたことは何ですか?
製薬業界のみに絞っていなかったこともあり、スケジュール管理に苦労しました。
ES、Webテストの提出期限と説明会が重なる3~4月が特に忙しかったです。ES、Webテストは1週間前が期限だと思い、早めに提出することを心掛けていました。説明会などの管理は縦に時間軸を取った手帳(バーチカル手帳)を利用することで、1日のスケジュールを詳細に管理していました。説明会が長引いたり、電車が遅延したり何が起こるか分からないので移動時間には余裕を持つようにしました。
また、説明会は先着順であるためメールのチェックを欠かさず行い、すぐに予約しましょう。私の場合は気付くのが遅かったために、遠方まで新幹線で行かざるを得ない状況に陥り予定を大幅に変更することを余儀なくされました。
◆就活中、何に一番力を入れて取り組みましたか?
情報収集に一番力を入れました。
周りに製薬企業志望の人が少なく、自分で集められる情報量には限界があると感じていました。そこで、製薬業界の関連するインターンシップやセミナーなどのイベントに積極的に参加し、自分がMRとして働くイメージを持つためにも、実際に働く方々から直接話を聞いて情報を得ました。また、それらのイベントで出会った就職活動仲間とその後も交流をもつことによって意見や情報を交換しあうようにしていました。就職活動が終わっても、仲良くできる大事な友達となるので、就職活動仲間をつくることをオススメします!
イベント以外では、現場でMRとして働く方々にOBOG訪問をしたり、その方から他社のMRを紹介してもらうなど生の声を大切にしました。
◆後輩へのアドバイスをお願いします!!!
就職活動に対して不安や心配などマイナスの感情を持っている人もいると思います。
しかし、振り返ってみると、忙しい日々でしたが、多くの友達も出来ましたし自分の成長に結びつく出来事も多く、本当に充実していて楽しかったです!例えば、自分より能力の高い人や頭の良い人から学ぶことが多く非常に刺激を受け、良いところは吸収するようにしました。
上手くいかないこともあり辛い時期もありますが、友達と飲みに行ったり、スポーツをしたり、自分に合った息抜きをしてください。無理せず、思い切って休むことも大事です!
辛くても、常に明るくポジティブに活動することで、就職活動がより価値あるものになると思います!
応援してます!!

