武田薬品工業 × MR × 薬学部生
◆いつから就職活動を始めましたか?
9月頃からESを書き始め、11月頃から冬季開催のインターンに参加し始めました。
夏季インターンは参加しませんでしたが、十分間に合いました。
実務実習にて、現場の薬剤師やMRと積極的に交流していたので、その経験が非常に役に立ちました。(詳しくは、のちほど!)
薬学生は現場の経験を、ぜひ就活に活かして下さい!
◆就活中に受けた業界・職種を教えてください。
製薬業界 MR・開発 CRO モニター
就活をしながら、様々な会社・職種に興味が出ました。
同じ職種でも会社によってかなり印象が違いました。もともとMR志望でしたが、興味の出た職種は積極的に受けに行きました。
私の場合、最終的な印象は『社風』で決まることが多かったです。
《社風を感じ取った具体例》
1.しきたり的でないこと
社員の方が、人事からの誘導ではなく、学生からの質問に答えてくれること、ディスカッションを自由に行わせてくれることなど
2.インターンや説明会が選考ではないこと
会社を知ってもらうこと、交流することを目的としていることなど
3.学生の雰囲気
武田の場合、MR志望の学生だけでなく、様々な業界・職種を受けている人が多く、周囲からの刺激がとにかく多かったです。様々な経験をしている人が多く尊敬できました。インターンにおいても、『皆でいいものにしよう』という雰囲気がありとても好印象でした。
◆なぜ製薬、その職種に就職をきめたのですか?
製薬業界を選んだ理由
1.大学で薬学を学んでいるから
2.大きな組織で働きたかったから(医療現場でなく、会社を選びました)
3.福利厚生が充実しているから
MRを選んだ理由
1.自分の強みを活かしたかったから
インターンへの参加、自己分析から、MRとして活かせる強みが多くあることを知りました。
2.MRとして働くことのメリットが大きいから
全国勤務、営業活動など、全て自分の成長に繋がると確信しています。
どのように医療現場へ貢献できるか、どのように会社に貢献できるか、考えながら活動していけることにやりがいを感じたので
MRに挑戦しようと決めました。
実習中、現場MRの話を聞いていたこと、インターンに多く参加していたことより、MRとして働くイメージができていました。
具体的には、現場MRの方に、選考についてだけでなく、『今、どう思うか』について生の声を聞いていました。
MRとして働いて、いい点・悪い点、具体的な福利厚生など、人事の方には聞けないことも、勇気を出して聞きました!
インターン中のMR同行においても、同様に聞いていましたが、インターン中は何となく気を使ってしまいました。
また、実習中、薬剤師の方にも同様に聞いていたので、自分がどちらを目指したいか考えることが出来ました。
◆就活中の苦労とそれを乗り越えるためにしたことはありますか?
やりたい職種や合う会社がわからなくなり、先が見えなくなりました。
友人に相談すると、あなたはあなたらしく居られれば、どこでもどんな職種でも絶対にやっていけると言ってくれました。
それからは『いつでも自分らしく』いることにしました。
就活をしていると、自分をよく見せよう、評価してもらおうと思いがちです。私もそうでした。
しかし、最終目標は自分に合う会社に内定をもらうことです。周囲と競うことではないので、流され過ぎず、自分らしく就活することがいい結果に繋がると思います。
◆就活中、何に一番力を入れて取り組みましたか?
常に『自分を振り返ること』です。
私はライバルは周囲ではなく、自分自身だと考えていました。
受けた選考は全て記録をとり、振り返り、次はもっと良いものにしようと考えました。また、人事の方から頂いたフィードバッグはどんな言葉でも受け止めました。
友人やキャリアセンターの方に定期的に相談することで、客観的に見た自分を知ることができました。
初めは自分の成功体験ばかりを必死で考えていました。しかし、私には失敗した経験が多く、その経験があってこそ、今の自分だと気が付きました。自己分析には終わりがないので、時間を掛けた分、より自分を知ることができます。
選考を受ける度に自分の成長を実感でき、自信を持つことができました。
◆後輩へのアドバイスをお願いします!!!
就活は『労力を掛けた分結果に繋がる』と思います。
1人で抱えず、友人やキャリアセンターの方に相談しながら、自分の強みを主観的にも客観的にも徹底的に解明してください。自分自身をよく知ることが、就活で強みになります。
薬学部では5年次に病院・薬局それぞれ約3ヵ月実務実習があります。私の場合、薬局実習をしている際、現場MRと交流する機会を作ることが出来ました。とても恵まれた環境だったと思います。
直接話を伺った方が、本音を聞けた気がします。インターンや説明会だけでは物足りないという方は、個人的にアポイントを取るなどして、直接会うことお勧めします。
自分らしく自分のペースで、納得のいく就活ができるよう、応援しています。